「鬼滅の刃」コラボで販売本数1.5倍 ダイドーの缶コーヒー飲料大作戦

(鬼滅の刃コラボ)ダイドーブレンド 絶品カフェオレ 185g ×30本

 「鬼滅の刃」が缶コーヒーの市場でも存在感を増している。ダイドーが26日に公表した飲料の種別販売状況によると、20日までの1カ月間に売れたコーヒー飲料は、店頭で前期比234.9%、自販機で119.4%の平均149.5%。「増えた分はほぼ『鬼滅の刃』コラボ商品とみている」(広報)という。コラボと重なるのは調査期間の後半だけにもかかわらず1.5倍という数字を叩きだした。

対象商品は缶に鬼滅の刃のキャラクターを描いた「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」「絶品微糖」「絶品カフェオレ」。デザインは3商品合わせて28種類あり、全てそろえようと店頭で“箱買い”する人もいるという。ただし絶品微糖は自動販売機限定商品のため、店頭だけではそろわない。

購入特典は、主人公の竈門炭治郎など6人のキャラクターによる「励ましボイス」。仕事や勉強に疲れたとき、スマートフォンで商品のQRコードを読み取ると特設サイトでそれぞれのキャラクターを生かした応援メッセージが聞ける。例えば炭治郎なら「ありがとう」「できる、できる、できる、君なら必ずできる」、我妻善逸は「休んで、休んで、休んでぇぇぇ!」など。励ましボイスも缶のデザインごとに異なるため28種類ある。

引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2010/27/news110.html

自販機でコーヒーは買わない

ここ数年、あまり缶コーヒーは飲んでないです。理由は、

マックとコンビニ

100円から110円、120円…値上げを繰り返し続ける自動販売機に対し、マクドナルドのコーヒー(Sサイズ)は100円です。

とりわけ寒くなってきた冬、あと真夏は屋外で飲み物を飲むよりも、エアコンの効いた屋内でゆっくり飲みたい……。もちろん、どうしても外で飲まなければいけない人(建設業、運送業等)もいるかもしれません。他にも車の中で飲む場合とか。しかしそうでない限りは「部屋の中で飲みたい」わけです。

加えてコンビニでも、缶コーヒーではなく「コンビニオリジナル」のコーヒーが普及してきました。そして近年はイートインスペースも充実してきたので、やはり缶コーヒーよりもコンビニオリジナルのコーヒーを飲む機会が多いという方、多いのではないでしょうか?

今、缶コーヒーを飲む理由とは?

鬼滅の刃のコラボ缶が広まった最大の原因は、何といっても、

 おまけ

でしょう。

鬼滅の刃マンチョコ 10個セット+ぴったりスリーブ100枚セットつき

お菓子でも、シール欲しさに中身を捨てるというニュースがありましたが、缶コーヒーでも、

・全28種類コンプリートしたい
・QRコードをスキャンしてもらえる特典が欲しい

他にもファミリーマートでは、鬼滅の刃パッケージの缶コーヒーを3本買うと、A4サイズのクリアファイルが1枚もらえるキャンペーンも行われております。ファミマでもコンビニオリジナルのコーヒーが買えますが、クリアファイル欲しさに缶コーヒー、それも3本買ってしまった人、多いのではないでしょうか。

 缶コーヒー「以外の」商品が欲しい…

ちなみに、この「コラボ缶」。コンビニやAmazonだけでは全種類揃えることができず、全種類コンプリートするには自販機限定の缶コーヒーを買わなければいけないそうです。

そのため、わざわざ自販機で缶コーヒーを買う。あるいは、子供が買いたいので、しぶしぶ自販機で買ったお父さんやお母さんも多いのかもしれません。

自販機の救世主となるか?

ピーク時には全国で560万台あったという自動販売機も、コンビニに押され、2016年に500万台を割り込んでいます。そんな中「自販機限定」という方法で売り上げを伸ばしている、コラボ缶の存在はあらためて注目されてくるのかもしれません。

それにしても鬼滅の刃の経済効果、えげつない…

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