浜辺美波「d払い」CM、本当にクレーム殺到した? FLASH報道にドコモ広報「苦情は特段ない」
俳優の浜辺美波さん(20)が出演するテレビCMをめぐり、視聴者から苦情が相次いでいると一部週刊誌が報じた。
記事はSNS上で大きな話題となり、関連ワードがツイッターのトレンド入りするなどした。しかし、CMを放送するNTTドコモは取材に「苦情は特段なく、SNS等含めて特筆すべき反応はないと認識しております」と答えた。
■「”歌う系”は諸刃の剣なんです」
写真週刊誌「FLASH」(光文社)が2021年2月2日、「浜辺美波、『d払い』CMのマンボダンスに『嫌いになりそう』と苦情殺到」と題した記事を配信した。
やり玉にあがったのが、NTTドコモが1月22日から全国放送している電子決済サービス「d払い」のテレビCMだ。
浜辺美波さんがダンスの定番曲「マンボNo.5」調のBGMに合わせて踊り、「ディディディディディ d払い~」「まだならいまだ!フー!」と歌いながらサービスの宣伝をする。
記事によれば、このCMに対してSNS上では好意的な反応がある一方、「d払いのCMうるさい」「もう今日昼までだけでも20回近く見たわ」「浜辺美波が嫌いになりそう」などと苦情も寄せられていると指摘している。
過去に歌声やダンスが不評を買ったCMを数例挙げ、大手芸能プロダクションの関係者の話として、
「歌声への苦情が相次ぐことでCMが差し替えられることもあり、もしそれが2度続けば、『次はない』と、業界では言われています。”歌う系”は諸刃の剣なんです」 と伝え、
「浜辺の明日はどっちだ」と締めくくっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/04248ad8033af784ac7be7fccc8cbb933afcc376
芸能人の批判は「筋違い」
「浜辺美波が嫌いになりそう」と苦情を批判する人がいたそうですが、芸能人あるいは芸能プロダクションにしれみれば、あくまで「与えられた仕事をこなしただけ」です。
芸能事務所、ましてタレント個人が「出演回数が多いと好感度が下がる」という理由でオンエアの回数を減らしたりすることは出来ないわけです。
当たり前ですが、(いい悪いかはともかく)批判の対象はCMを流した企業にすべきであり、出演者に文句を言うのは全くの筋違いということになるでしょう。
「個人攻撃のリスク」を忘れてはいけない
2020年、タレントで女子プロレスラーである木村花さんが自ら命を絶ちました。原因はネットの誹謗中傷で精神的に追い詰められたことが原因だと言われています。
プロレスラーという、肉体的にはもちろんのこと、精神的にもタフな人だと思われていただけに、その自殺は大きな衝撃でした。
この事件は匿名による誹謗中傷。あるいは有名人に対し、一般人が「言いたい放題」いえるというのが無制限に許されるものではない。批判する側にも節度やルールが必要であることを知らしめた事件だといえるでしょう。
どうしても批判したいのであれば…
基本的に、批判したいのであればCMを見ない。あるいは、CMで宣伝されている商品を買わないといった方法によるべきです。企業にしてみれば、極端な話、
CMがいくら批判されようと、利益になればOK
いわゆる「炎上商法」ですら、結果オーライと考えているわけです。だとすれば、そういったものに対してNOを突き付ける方法として、商品を買わない以外に方法はないといえるでしょう。
商品を売る側にとって、最も恐ろしいのは「うるさい客」よりも、
何も言わず、去っていく人
いわゆる「サイレントクレーマー」のような人です。もしCM、あるいは企業に対して不満があれば、それは”大声で”抗議するだけが全てではありません。”声を出さず”抗議するという方法が存在し、むしろそれが「正当な抗議」といえるのではないでしょうか?
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行政書士。当サイトの管理人です。
大学卒業後、IT系企業を経て神奈川県に行政書士事務所を開業。「金なし、コネなし、キャリアなし」から10年間で100回以上、ホテルで朝食会を開催。独自の集客方法で事務所の経営を軌道に乗せる。
現在は行政書士業務に加え、ブログやSNSの活用法。そしてコミュニケーションノウハウの指導も行っている。
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