【電子書籍レビュー】自分の才能を見つける5回の自問自答

電子書籍のレビューです。


自分の才能を見つける5回の自問自答: あなたはもうすでに才能を持っている
著者 トキ ヒロハ 様

「目立つ」才能と「目立たない」才能

本のテーマは「自分の才能を発見する方法」です。

才能、というとあなたはどう思われるでしょうか?例えばミュージシャンとかアスリートとかいったような、いわば「特別な才能」をイメージされるかもしれません。ちなみにこれは本の中では「目立つ才能」と定義されています。

しかしそれはあくまで「才能の一つ」に過ぎません。実は才能には目立つ才能と目立たない才能があり、「自分には才能がない」「自分は平凡な人間だ」と思っている人が、実は目立たない才能の持ち主だということがあるそうです。

 

目立たない才能をどう発見するか?

例えば「縁の下の力持ち」的な才能がある場合、それを他人に認識させる。あるいは自分自身が発見、あるいは認識するのは思ったより難しかったりします。

では、それをどうやって発見するか?これについて著者が提示しているのが、

自問自答

です。

才能、というとどうしても「他者から評価されて初めて成立するもの」と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?その結果、自分で自分自身で評価するのをよしとしない方も少なくないかと思われます。

しかし、前述のとおり、もしあなたが仮に「見えない才能」の持ち主だとした場合、それを他者に認めさせるのは容易な事ではありません。そして、その方法として自分自身による才能を見つける方法。即ち自問自答が必要だというわけです。

 

あなたの才能のタイプは?

著者は、才能のタイプを大きく分けて4つに分類しています。

・教育者タイプ
・意欲が高い社員タイプ
・優秀な社員タイプ
・尊敬される上司タイプ

この内容からも分かる通り、本人の特別な才能で活躍する。いわゆるフリーランスよりもむしろ、組織の枠内で働く人の才能について言及しています。したがって多くの方にとって「自分自身の問題」として捉えやすいのが優れた点だといえるでしょう。

 

才能を如何にして開花させるか?

当然ですが、自分自身が持つ才能を活かさなければ「宝の持ち腐れ」です。また、実際に才能を見つける事が出来たとしても、それですべてが解決するとは限りません。むしろ、それが見つかった後が「本番」だともいえます。

その才能を活かすために、何をすべきか?

いわゆる「努力の方法」「能力を引き上げる方法」についても丁寧に解説されています。

努力、というとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれは決して根性とかそういう安易な精神論ではなく、具体的にやれること、そして継続していく方法についてもきちんと書かれておりますのでご安心を。

ちなみに、やみくもに努力することは単なる苦行ですが、自分自身の能力。あるいは方向性が定まった状態での努力は苦しい事ばかりではありません。あるいは他人から見た場合、努力に見えても本人は意外と努力しているという自覚がなかったりする者です。結果、

本人の才能がどんどん発揮されていく

ということになります。

 

不満とは「才能を活かせていない状態」である

今の状態に不満を持つ方は少なくないでしょう。

「何故、自分以外の人間ばかり注目されるのか?」
「何故、自分は正当に評価されないのか?」

このように考えていらっしゃる方。思ったより多いのかもしれません。

しかし、それが「自分の才能が活かされていない状態」だとしらどうでしょうか?当然ですが、その才能を活かすことが出来る。即ち自分自身の才能に気付くことで解決できる可能性があるわけです。

だとすれば、今すぐ自分の才能に気付く事。そしてそのための行動をするべきではないでしょうか?そして、その方法は極めて簡単です。

自問自答をする事

具体的な成果を出すことや他人の評価をひたすら待つ必要はありません。今の自分と向き合う、即ち自問自答があなた自身の能力を大いに高める事が可能なわけです。

 


自分の才能を見つける5回の自問自答: あなたはもうすでに才能を持っている
トキ ヒロハ (著)

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