「不自由な縛り」が自由な発想を生む
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「自由にブログを書け」では逆に書けない
ブログが書けない理由として、
「何を書けばよいのか分からない」
というのがあります。基本的にブログは、書くテーマについて(法律に抵触するような内容等でもない限り)特に制限があるわけではありません。
にもかかわらず、書けない。実は、
「何でも書いていい」
「自由に書いていい」
このように言われた場合、実は多くの方が「逆に書けない」のです。
ブログにおける「不自由な縛り」とは?
例えば仮に、
「ブログは昼間しか書いたらダメ」
このようなルールがあった場合、どうでしょうか?当然ですが「どうやって日中にブログを書くか?」がブログのテーマとして考えられますよね。
例えば夜の時間帯にメモ帳で念入りに下書きをしておく。そして昼間は数分でアップロードをすればOKという状態にしておく…
他にも「自動投稿機能を使えるのでは?」あるいは「短時間で書くため、極力文章の量を減らす」といった工夫もブログの記事として使えるのではないでしょうか?
このような感じで、
敢えて不自由な縛りを自分自身で設定する
実は、これが「自由な発想でブログを書く」方法として非常に有効なのです。
TV番組に学ぶ「縛り」の重要性
予算は〇円まで
例えば「予算1000円以内」で何かをする。食事であったり、工作であったり、あるいは交通費等…
限られた予算だからこそ、そこに工夫の余地が生まれます。何故かというと、その工夫には「自由な発想」が求められるからです。
サイコロの目で出た行動以外NG
例えばサイコロを振った目で、
〇〇駅で電車に乗る
このような縛りがあったとしましょう。
それが最寄りの駅とは限りません。その場合、電車で行くのがよいのか、それともバスがよいのか?あるいはタクシーを拾った方がよいのか…
場所が都会のど真ん中と田舎では公共交通機関の条件が違いますよね。また、予算の上限がある場合、タクシーが使えない場合も多いです。
もしかしたら途中まで徒歩で行った方がよいのかもしれません。あるいはタクシーとバスを併用する等…
電車の利用は禁止
電車が利用できない場合、徒歩かバスを利用する。前述のケースと同様、タクシーを拾った方がよいのかもしれません。
あるいは単に交通費を節約するだけならば徒歩という手段もあるかもしれません。しかし、もし仮に、その企画に時間制限があった場合はどうでしょうか…
タイムリミットは〇時間以内
「もし企画に時間制限があるとしたら?」
加えて、短時間で移動する手段が使えない場合、どうでしょうか?
ヒッチハイクという「奥の手」を使う方法もあるかもしれません。あるいは「時間切れ」ということになってしまうこともあるのではないでしょうか?
しかし、それが必ずしも最悪のパターンとは限りません。
「企画が失敗することもあるんだ…」
「やらせとか、仕込みはないらしい」
そのような「証拠」を提示する意味では、失敗はマイナスよりも逆にプラスに作用することもあり得るわけです。
ブログ記事の選択と集中を生む仕掛け
このTV番組の手法を、ブログの記事作成にも応用することが可能です。
例えば「旅行に行く」という記事を書く場合、まずどこに行けばよいのかで迷ってしまうということもあるのではないでしょうか?
しかし、
・自宅から2時間以内
・予算は10,000円以内
・車は使わない
・出発から18時間以内に帰ってくる
このような条件を敢えて設定することで、旅行先が絞られてくる。その結果、
面白さを演出する視点
これが見えてくるわけです。それは時間をベースにした企画なのかもしれません。移動手段を中心に書いた記事かもしれません。
あるいは、食事代が記事の中心になるのかもしれません…
記事の反応等も見ながら「面白い記事となる視点」を特化していく。これによって実際に何を書けばよいのかが分かって来るようになるわけです。
「自由に記事を書きたい」と思った時は…
このような記事を書いてく過程で、
・設定予算が少なすぎる
・もっと時間を伸ばしたい
・移動手段を自由に設定できれば…
このような発想が出てくるのではないでしょうか?そうなると、今まで「不自由」と思っていた内容を「自由に」設定することで、文字通り「自由な発想で考える」ことが可能となります。実はこれが、最初に書きたかった、
自由な発想で書く記事
ではないでしょうか?だとすれば、
最初は敢えて不自由な環境に身を置く
これが自由な発想で物事を考えるための「はじめの一歩」なのかもしれません。
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行政書士。当サイトの管理人です。
大学卒業後、IT系企業を経て神奈川県に行政書士事務所を開業。「金なし、コネなし、キャリアなし」から10年間で100回以上、ホテルで朝食会を開催。独自の集客方法で事務所の経営を軌道に乗せる。
現在は行政書士業務に加え、ブログやSNSの活用法。そしてコミュニケーションノウハウの指導も行っている。
webサイト「東京ホテル朝食日記」
https://www.w-plusweb.net/
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