高校最後の模試が偏差値32。一体何だコレは?

私の高校時代の偏差値、

32

この話にやたら飛びつく人が多いのでお伝えしていきたいと思います。

 

ちなみにあのビリギャルは偏差値40から70になったそうです。

ちなみに私は70まで届いてません。65から先で頭打ちになり、最後の最後で涙を飲む羽目にホッとすんなよお前ら!

 

しかし、それでも自分の原点を作ったのはこの体験であるのは間違いないので。

ということで、ココから現在に至るまでの話をお伝えしていきたいと思います。

推薦欲しさに教師にペコペコ

特別に偏差値が高いわけじゃなかった、けど一応、進学校を名乗る私立に通っていた。

だから周りはみんな受験一色。大学に進学するのが当然だと思っていた。

 

偏差値に一喜一憂していた。

そしてそんな受験勉強に嫌気がさし、妥協して指定校推薦を狙う連中も出てきた。

 

「中堅私大の推薦はとれる」

 

高望みさえしなければ。それと、

 

「嫌な教師にペコペコ頭を下げさえすれば」

 

指定校推薦に欠かせないのが、当然だが成績だ。

「〇〇大学の推薦に必要なのは平均で8.0以上」
「〇〇大学の推薦に必要なのは平均で9.0以上」
(※全て10段階評価)

付属校でもない、私立だ。受験しか考えていないのだから正直、成績なんてどうでもよかった。

 

しかし推薦を狙うとなるとそうもいかない。

 

「先生、ちょっと成績「水増し」してくださいよ~」

 

教師のウケのいい連中はそうやって「すり寄って」行く。

 

加えてそういう連中は親もまた、教師に対して積極的だ。「保護者会のドン」みたいな人間が、とにかく日頃から教師にガンガン詰め寄っていく。

 

「なぜうちの子の成績がこんなに低いのか?」
「納得のいく説明を」

そうやって成績は水増しされていくのだ。

 

10段階評価というものは「水増しの温床」だ。

5段階であれば3の評価。これは2.1~3.9まで幅広い。

両者の実力は大きく異なる。しかし評価の方法が限られている以上「互角」扱いだ。

これが10段階だと5~7に振り分けられる。そしてその評価の生徒を8。すなわち「5段階中4」にする必要があるわけだが。

 

5→8

こんな水増し、常識的に有り得るだろうか?

ところが、あるのである。というより、頻繁にあった。

ある定期テストの科目の平均点が60点だとして、50点くらいなのになぜか80点くらいのやつよりも評価が高い。

 

余談だが私立は基本、「絶対評価」だ。

理論上、クラス全員が10をとることだって可能だし、1だって有り得る
(※1だと留年扱いになることがあるので、通常は2が最低評価)

 

当然だが、大学側に通知されるのは、あくまで成績であってテストの点数ではない。極端な話、テストの点数「だけ」がよくても飲酒や喫煙の「前科」がある生徒を推薦は出来ないだろうという話だ。

その盲点を上手く突いた「成績水増し」。もう実質的には「不正入学」といってもいいんじゃないかな。

 

それでも問題にならなかったのは、

「その程度の大学で満足するなら、まあいいんじゃないか」
「早々に妥協してリタイヤするのも、まあ、アリかな」

実力で難関大学を狙っている連中からしてみると、どこか冷ややかな視線も浴びる。そういうのを覚悟しての「決断」だからだ。

コイツ、人殺しとかしそう…

しかし自分にはそんなものとは一切無縁だった。

「お前、突然人殺しとかしそうだよな」
「一見真面目そうな奴に限って何するかわからないんだよ」

授業中、教師がそうやって自分のことを名指しで言う。そうすると教室中が爆笑した。

当時、宮崎勤(※東京、埼玉連続幼女誘拐殺人事件。2008年死刑執行)事件の記憶がまだ世間から強く印象に残っていた時期で、

 

「一見真面目そうな奴=実は凶悪犯罪者の予備軍」

そしてその対照的な存在として、

「一見ワルそうな奴=実はセーフ」

そんな「偏見」みたいなのがまかり通っていた時期だった。(いまでもそういうのが結構あるが)。

 

で、そういう話をして「違いが分かる奴」みたいな感じが、思ったよりも「ウケた」のである。

 

むろん言われた方はたまったもんじゃないが。

 

そして、そういう教師が進路指導を担当している。

当然だがそんな教師が自分の「成績水増ししてください」お願いなんて聞くはずがない。最初から推薦なんて諦めるしかないのだ。

 

ちなみに自分の成績は真ん中くらいだった。

落ちこぼれ、というほどではなかった。しかしそれでも推薦には大いに魅力を感じる内容だった。

 

「この学校の進学実績を考えた場合、自分の成績だと進学先はこの辺なんだろうな」

根拠はない。何となくそういうイメージ。しかも一生懸命勉強してようやく真ん中あたりをキープ。

だからそういう大学に「事実上無試験」で入れる、としたらそれに魅力を感じるのは当然だった。

 

しかし前述のとおり、自分はとにかく教師の評判が悪かった。

「暗い」
「何考えているのかわからない」

 

自分はいわゆる不良ではない。ところが教師にしてみれば不良という存在は「腫れ物にさわる存在」である。

・腕力で負けるかもしれない
・生徒ごときに負けたら自分の権威に傷がつく
・教師が勝ったら何故か「被害者ぶる」連中である

 

その一方、自分のような人間は、

「そういう生徒に対する鬱憤を晴らせる格好のターゲット」

だったらしい。だから徹底的に「攻撃」された。

 

あとこういうのもいたな、教師に反抗的な生徒に対して、

「分かる。俺はお前達の味方だ。で、アイツ、ムカつくだろ?」
「先生分かってる。アイツ、スゲームカつくんすよ」

そうやって人気者「気取り」。要するに保身第一教師を何人も見てきた。

 

そういう態度を「不公平」「理不尽だ」と反論する。

すると教師は待っていたかのように、

「生意気だ」
「教師に向かって~」
「人としての常識が~」

とご高説を垂れるのである。

 

繰り返し言うが、評価基準はあくまでも絶対評価である。

たまに平均点が60点くらいのテストで80点~90点をとったきがあった。しかしそれに10段階評価で8をつけるのは教師の気分次第だ。

当然だが気に入らない生徒には良い評価をつけない。さすがに4とか5はないにしても、せいぜい、いいとこ7。

 

今更推薦獲得のために教師にペコペコ頭を下げるなんて無理(もっともそれをやったところで推薦枠はもう埋まっていた)

だからとにかく実力で受験を頑張るしかない。

偏差値32。一体何だコレ?

そして忘れもしない高校最後の模試、

偏差値32

学校で受けた模試が出席番号順に担任から返却される。

 

むろん、この偏差値を知っているのは本人だけ…のはずだった。

 

余計なことするバカがいるんだよ。

 

どうやら自分の後ろの奴が返却時に自分の偏差値を見られたらしい。一列に並んで返却されていたので、前の奴のテストの結果を覗き見しようと思えばできたのだ。

「アイツ、偏差値32だって」
「バカじゃねーの」

あっという間に広まった。

 

もう何を言ってもダメだね。

ハハ、諦めるしかないよ。だって数字で出ちゃったもの。

教師も生徒も、

「偏差値32のくせに」

まるで「免罪符」だ。自分の偏差値が低いから。だから「悔しかったら高い偏差値をとってみろ」と言える。

しかしもう、受験まで模試なんてない。だから反論なんてできるわけない。

 

反論できないの分かって言っているわけだ。

 

中にはこういう奴もいたな。

「どの大学受けるの?」

分かってるんだよ。

「無理だよ」
「高望みじゃね?」

そう言ってバカにしたいの。

で、そう言われるの分かってるから黙って去ろうとすると、

「シカトしてんじゃねーよ」
「お前、だからみんなから嫌われてんだよ」

この状態、卒業するまで続いた。

 

ちなみに現役時代、受験した大学には全部不合格だった。

じぶんにちょっかい出してきた連中が、もし受験が終わった後に自分に会ったらこういうだろう。

「どの大学受けたの?」
「なんで受かんなかったの?」
「高望みするからだよ」
「いい加減、現実を見ろ」

そういうの分かってたから。

だから卒業が決まった時点でもう、高校には行かなかった。

 

当然だが卒業式にも出ていない。

「もうウンザリだ」

3月。世間が卒業シーズンと浮かれている間、友達のいない自分は一足早い浪人生活のスタートを切った。


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