「実績をアピールしてください」

よく「セミナー講師になる方法の」セミナー講師、あるいはコンサルタントという人達はよく、セミナー講師になる方法としてこのようなアドバイスをする。

自分はこの言葉が嫌いだ。

では代わりに何というかというと、

「まず習慣を作りましょう」
「その習慣を伝え続けてください」
「継続したその習慣を実績に昇華していきましょう」

そう伝えている。

 

例えば「1日10回の腕立て伏せ」というテーマでブログを書いたとする。

「たった10回で偉そうに」
「俺は100回できる」
「女性で20回出来ますが何か?」
「友達で500回出来るって人知ってるよ」

そういう「ちょっかい」が怖くて書けないという人、多いのではないか。

 

しかしそこで思考を切り替える必要がある。例えばあなたが30代の男性だとしよう。

・30代の男性で10回腕立て伏せが出来る人ってどれくらいいるのだろう?
・30代の女性で10回腕立て伏せが出来る人ってどれくらいいるのだろう?
・30代の男女合計で10回の腕立て伏せを目標にしている人ってどのくらいいるのだろう?

上記のような批判的な意見なんて大歓迎だ。なぜならそれが世の中の「平均値の算出」に役立つのだから。

・挫折覚悟で15回に増やすべきか?それとも10回のペースを継続すべきか?
・1回も腕立て伏せが出来ない人がまずは5回出来るようになるにはどうすればよいのか?
・腕立て伏せという「習慣」を妨げる原因は?
(飲み会、残業、自分、あるいは家族の病気等…)
・自分と専門家(アスリート、ボディービルダー等)は一体何が違うのか?

 

「たかが」10回の腕立て伏せでも「視野を広くとって」書くだけでかなり違ってくる。

簡単な習慣でも、というより簡単な習慣だからこそ視野を広くとれるというメリットがある。

 

そしてそれが多くの人に対し、

「無理なく習慣を継続する方法」
「一つの習慣を挫折しない方法」

そして、

「私が一つの習慣を継続することで発見できたこと」

このような事を多くの人に伝える事が出来れば、これはもう単なる習慣じゃなくて立派な実績だ。

意地悪な要求

「実績をアピールしてください」

そもそもそれってかなり「意地悪な」要求ではないか?

なぜならそういうセミナーに参加する受講生の多くは実績がない。だからこ参加しているのだ。

 

「実績はありません。けど、この人凄いんですよ」

 

受講生の多くはそういう「紹介」を期待して参加している。

多くのコンサルタントはセミナーにおいて、やれ「強み」だの「USP」だのを紙に書き出させる前に、この「真のニーズ」ないしは「声なき声」きっちり耳を傾けるべきではないか?

 

そもそも人に自信をもってアピール出来る程の実績が既に十分にある人はわざわざそんなセミナーなんかに来ない。

実際にそのセミナーに参加する「実績がない」受講生は、基本的にそのセミナーで「人脈」即ち「チャンス」を得たいわけだ。

 

もし十分な実績があるにもかかわらず、敢えて来るとすれば、それはセミナー講師の「お友達」か何かだ。

言い方は悪いかもしれないが、

 

「セミナー講師同士が受講生を食い物にする場所」

 

即ち「草刈り場」ではないかと疑う。

それに気付かない、あるいは「意図的に」見逃しているとすればセミナー講師の責任は重大だ。

実績はないが能力はある

例えば「100mを9秒台で走れる」という日本人がいたとする。

(単なる「ホラ吹き」や動画に不正な細工をしてアピールするケースは論外として)普通に考えれば「日本一早い」。それどころか「100m走で日本人初のオリンピックメダリストになれる」可能性がある。

 

しかし、実際のその能力が「本物」だからといって、直ちにその人の能力を手放しで賞賛するわけにはいかない。あるいは無批判にアピールするわけにもいかない。

 

例えば極端にプレッシャーに弱い人だとしたらどうだろうか?大舞台になればなるほど緊張し、未だに大きな大会で記録を残したことが無い。

 

だとしたら実績がないのは仕方ない。そこで重要なのは、

 

「実績をアピールしてください」

 

果たしてコレなんだろうか?あるいは、

 

「(せっかく能力があるのに)もったいないですよ

 

これでよいのだろうか?

 

いや、そうじゃないだろ!

実績は「評価の積み重ね」に過ぎない

「じゃあどうやったらプレッシャーに強くなれるのか?」

 

まずはコレ。そして、

 

「彼はメンタル面を克服できれば間違いなく最強なんです!」
「だからぜひ、彼にチャンスを与えてあげてください」

 

これをアピールするのは一体誰の仕事なんですか?ではないのか。

そう、

「能力をアピールしてください」

 

もちろん本人じゃなくて講師が。

 

誰もあなたを評価しなければ最初に私がしよう。

セミナー講師は縁の下の力持ち。天守閣やキャップストーンではないので。


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